朝礼での話題⑤
昼食は福島牛のとんかつ、夕食は巨大な海鮮丼を食べ、楽しめたものの、意外にそれだけ、という感じで、被災地の復旧にまつわる悲劇的な情景を若干は見られたものの、本当に不審な部分は見せられていないようにも感じています。
そんな中、たまたま見たテレビが興味深かったので、紹介します。
内容は、スタンフォード大学の西野先生が最高の眠りを指導するもの。
キーワードを書いていきます。
・最高の眠りは眠り始めの90分が大事。
①朝起きたら太陽の光を浴びる。15~20秒でも効果はある。睡眠を抑制するメラトニンを抑制する。体内時計をリセットするために、決まった時間に太陽の光を浴びることが大事。
②朝、手を冷やすと、眠気が抑えられる。起きたての時間、足はハダシで過ごす。明け方、手足を冷やすと眠気が抑えられる。
③夕方、仕事終わりに散歩などの軽い運動をする。適度に体温を上げて、自然に冷ますと体が休む状態になりやすいとのこと。一方、激しい運動をすると、脳が興奮してしまう。
④睡眠をとる90分前に入浴する。
入浴で0.5℃上昇する、体温が急に上がると、徐々に低い体温になっていき、よく眠れる。90分かけて、体温が下がる。足湯でも効果がある。
・1合くらいのお酒、ビールは瓶1本であれば、寝酒も悪くない。
・スマホの画面の光が良くない、聞くが、それよりもスマホの画面を見て、何かに刺激を受けて考えたり、興奮したりすることが良くない。
・時計が目に入らないようにするために、目覚まし時計は見ないようにする、とのこと。
・昼寝は30分以内が良い、とのこと。短い昼寝をした後は、パフォーマンスが上がる。
・日本人は睡眠時間が短い。にも拘らず、生産性は低い、と言われている。
こんな内容を朝礼時に話そうかなと考えています。
明日も福島県で現場作業です。
気を付けて一日過ごします。
では、また。
犬養道子さんが亡くなりました
犬養道子さんが亡くなったそうです。
犬養毅の孫、敬虔なキリスト教徒、高名な学者、96歳のご高齢、…色々と伝説的なイメージを作ってしまっていて、近寄るには早いのではないかと勝手に考えていてしまった方でした。
二・二六事件で亡くなった陸軍教育総監渡辺錠太郎氏の子である渡辺和子シスターに加えて、五・一五事件で亡くなった時の総理大臣犬養毅の孫が亡くなったことになります。
先日は日野原重明さんも亡くなりました。そうした時代の証言者が、今年は多く亡くなっていますね。
残る世代の私たちは、これからも頑張らないといけない、と思いますね。
さて、僕は明日から出張で福島県へ向かいます。
どんなことがあるでしょうか。
皆さんも暑いので、熱中症には気を付けましょうね。
では、また。
土日で環境関連の講習を受けてきました
昨日、本日と茨城県で環境関連の講習を受講してきました。
参加者は7名と少数でしたがそれだけに、それぞれの方の個性が見られて良い勉強が出来たように思います。講習自体は参加すれば修了ですので、大事なのは今後、自分たちがどういう形で参加していくのか、でしょう。
今回は取手駅の周辺を見回る時間がありましたので、その辺りについても今後、紹介したいと思います。
話題をもう一つ。
たまたまTBSラジオで、さだまさしさん、黒柳徹子さん、ピーコさん、永麻理さん、外山恵理さんが出演されている「ラジオであいましょう 永六輔さんのうわさ話」が放送されていました。
この内容が感動的で良かったです。
さださんの唱も随所に現れ、黒柳さん&ピーコさんのトークも格別でした。
この土日は茨城県へ行っていたので、移動に次ぐ移動で慌ただしかったですが、良い終わり方が出来た、と感じました。
僕がこのラジオの録音会場に参加していたら、いかに無感動な僕でも泣いていたと思います。
永六輔さんが亡くなって、1年経つんですね。
合掌。
明日からまた、頑張りましょうね。
では、また。
朝礼での話題③
今日も暑かったですね。
今日は急きょ、現場へ行くこととなり、車での移動となりました。
しかし、車で移動できただけに、暑さもさほど感じず、一日を過ごせました。
さて、朝礼の話です。
東日本大震災後の幽霊の話は良い話に持っていくべきか、可哀想な話に持っていくべきか、怖い話にするべきか、少しフクザツで難しいかもしれません。
そうなると話題として、何が良いものか。
そう言えば今、末路本、というのが最近出ていて、話題のようですね。
本の感想ブログを見ていると、実証的で参考になるようです。
日経ビジネスの編集者が書かれるような、しっかりとした内容のようです。
そうなると、発表となればチト難しいか。
さぁ、自分自身の話題、何があるでしょうか。
やはり、福島県の話題かな、と考えています。
明日も暑いですよね。
でも、明日は金曜日です。
お互い頑張りましょうね。
朝礼での話題②
昨日に引き続き、朝礼用の話を考えています。
昨日紹介したNHKスペシャルでは、東日本大震災から三度目の夏を迎え、死者の魂を迎えて、共に過ごす、という説明があり、ドキュメントを放送していました。
被災地での不思議な体験が絶えない、として、亡くなった人に会った、あの子の声が聞こえる、亡くなった息子が近くで遊んでいる気配がした、というようなことが出てきます。。
1万人以上の話を聞いてきた住職は、亡くなった人を実際に見て、深い心の傷を負ったのだろう、突然いなくなった人への強い思いが霊引き寄せ合っているのではないか、と語ります。
今回のyouTubeでは、その一部を聞くことが出来ました。
深堀りすれば、色々と判明しそうです。でも、これが怖い話にもできれば、涙を誘う話にも出来る、大切なのは、結論は何か、何を伝えたいのか、ではないでしょうか。
結局、話し手のストーリー次第なのかもしれない、と思いました。
アンリ・ベルグソンが、ある会合の中で、戦争で意中に想っていた人が死んだ姿をありありと目に浮かべることができる、という人に会うことが多い、という話があったそうですが、その意見に対してある医者が言うのでした。
そういう話は確かによく聞く、でも、間違っていることもある、だから、正しい話だとは考えられないんだ。
でも、それを聞いたある女性は、自分もベルグソンの意見に同感だと思う、と書いた、といいます。
要するに、高学歴な人は、人の語る言葉を正しいor間違っているだけで解釈してしまい、その人の話が本当なのか、嘘なのかを調べることが無い、と言うのでした
さて、次はどういう話題に変えていきますか。
では、また明日。
朝礼での話題①
私の会社では、週初めの朝礼で、出席者にひと言を述べることになっています。
次回は私の番なので、その練習で、色々と面白い、と私が考える話題を紹介したいと思います。
来週、用事で福島県へ行くという状況の中、考えたのは、被災地で出会う機会が多いと言われる幽霊の話。『呼び覚まされる霊性の震災学』(新曜社)に収録された「死者たちが通う街?タクシードライバーの幽霊現象」は、東北学院大の工藤優花さんが宮城県石巻市のタクシー運転手が実際にあった幽霊について聞き取り、まとめたものだそうです。
このことは、偶然、テレビを見ていた際に、僕も耳にしました。
でもこれらは一体、真実なのでしょうか。
工藤さんらの卒業論文を指導した社会学者の金菱清教授は「幽霊をみることもよりも、幽霊現象を通して死生観、『死者』との向き合い方を考察することがこの論文の主題」と語られています。
被災地で幽霊の話を聞くのは決して、珍しいことではないため、幽霊現象は被災地域の死生観が象徴的に現れている事例だと考えられているようです。
柳田國男が『遠野物語』で書いたような、現代の私たちには夢物語のようにしか思えない異様な内容も、東北という地にはどこか現実味を持って表出してくるのでしょうか。
死者や喪失と人はどう向き合うのか。学生たちと東日本大震災の被災地を歩き、インタビューを重ね、調査を続けている。
フィールドワークをした工藤さんは、「幽霊」と出会った人たちはその存在に理解を示し、温かい気持ちで受け入れており、恐怖感は内容です。怪奇現象としてそれらを捉えるのではなく、死者に対する畏敬の念がある、と話を聞いて感じるようです。
また、金菱教授は語ります。
「被災地の人々が多様な死者へ払っている敬意から私たちはもっと学ばないといけない。死者の思いを受け止めない慰霊は、誰の感情に寄り添っているのか。もっと被災者の視点から問われないといけないのです」
一応、今日はここまでです。
夏真っ盛りだし、こういう怖くて知的な話に持っていければ、と考えていますが、いかがでしょうか。
次回はNHKで放送していたNHKスペシャル「震災での亡き人と」について書こうと思います。
明日も暑そうですね。
お互い、気を付けましょうね。
では、また。