加計学園問題その他について
6月26日の読売新聞9面文化欄で、早稲田大学教授の久米郁男氏の解説が載せられていました。
そこでは、加計学園で浮上した前川喜平氏の論文「わが告発は役人の矜持だ」に触れられていました。
昨日聞いたラジオでは、役人が辞めてから時の政権のことを悪く言うのは、官僚のやるべきことではない、と語る方がいました。
僕は比較的同感で、前川氏は元事務次官というエリートであり、実体は分かりませんが、どうやら大臣と一緒にいれば総理へ直接話に行く機会がある人だったのであれば、加計学園問題を今になって発言するのではなく、その当時に言うべきであると思います。
しかも、2016年3月に天下り斡旋問題で解雇された後に、約3か月黙っていたにも関わらず、今になって「矜持」振って、正義感振って、語っている態度には戸惑いを感じますね。
何を言っても今は後の祭りではないかと思いますが、野党やマスコミは恰好のネタでしょうね。
こういう問題の真相も大事なことではあると思います。でも、最優先ではないと思いますね。
これだけマスコミが騒いでしまうから、前川氏も襟を正したり、強気になってしまったりするのではないかしら。
マスコミの一方的な報道を押し付けられたくないな、と感じますね。
同じく9面には、荻野アンナさんの「小林麻央さんのブログを読んで」という追悼記事が載っています。
人の死と並べる記事構成は、仕方がないとは言え、切ないですね。
仕事始めの一日はいかがだったでしょうか。
こちらは明日も大変です。
では、また。