朝礼での話題②
昨日に引き続き、朝礼用の話を考えています。
昨日紹介したNHKスペシャルでは、東日本大震災から三度目の夏を迎え、死者の魂を迎えて、共に過ごす、という説明があり、ドキュメントを放送していました。
被災地での不思議な体験が絶えない、として、亡くなった人に会った、あの子の声が聞こえる、亡くなった息子が近くで遊んでいる気配がした、というようなことが出てきます。。
1万人以上の話を聞いてきた住職は、亡くなった人を実際に見て、深い心の傷を負ったのだろう、突然いなくなった人への強い思いが霊引き寄せ合っているのではないか、と語ります。
今回のyouTubeでは、その一部を聞くことが出来ました。
深堀りすれば、色々と判明しそうです。でも、これが怖い話にもできれば、涙を誘う話にも出来る、大切なのは、結論は何か、何を伝えたいのか、ではないでしょうか。
結局、話し手のストーリー次第なのかもしれない、と思いました。
アンリ・ベルグソンが、ある会合の中で、戦争で意中に想っていた人が死んだ姿をありありと目に浮かべることができる、という人に会うことが多い、という話があったそうですが、その意見に対してある医者が言うのでした。
そういう話は確かによく聞く、でも、間違っていることもある、だから、正しい話だとは考えられないんだ。
でも、それを聞いたある女性は、自分もベルグソンの意見に同感だと思う、と書いた、といいます。
要するに、高学歴な人は、人の語る言葉を正しいor間違っているだけで解釈してしまい、その人の話が本当なのか、嘘なのかを調べることが無い、と言うのでした
さて、次はどういう話題に変えていきますか。
では、また明日。