日本マクドナルドの行方

日本マクドナルドのマーケティング本部長を務める足立光上席執行役員が６月末に退社されるそうです。
足立氏は、鶏肉問題などをきっかけに顧客離れが激しかったどん底から、経営をＶ字回復させた立役者です。

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「あなたはマック派？それともマクド派？」など足立氏が打ち出したキャンペーンも功を奏していました。
スマートフォンゲーム「ポケモンＧＯ」などとのコラボレーションも手掛けました。

足立氏は元々、米プロクター・アンド・ギャンブル（Ｐ＆Ｇ）の日本法人等を経て、2015年10月に日本マクドナルドに入社しました。
顧客ニーズの変化に追いついていけなかったところに、14年に中国の取引先工場で期限切れ鶏肉を使用したとされる問題も生じ、顧客離れが深刻だった時期に当たりますが、見事にお客様を集客したのでした。

足立氏が退社する理由は、次のチャレンジに向かうためと言われています。
日本マクドナルドは今後のマーケティングについて、「組織的に行っており、今後も継続的な活動ができる」と語りますが、今後のキャンペーンなどの戦略の動向に注目が集まりそうです。

マーケターという役割は、これからも需要がありそうですね。
私は森岡毅さんの本を愛読していますが、自分自身がマーケターとは言えないので、もっと実践をこなしたいところです。