いわさきちひろ美術館へ行ってきました
昨日、東京都練馬区にある石神井へ行く用事があり、その経路でいわさきちひろさんの作品を展示している「ちひろ美術館」があったので寄ってきました。
今年はいわさきちひろさん生誕100周年なのだそうです。
ちひろさんの作品は色々な場面で目にしていましたが、ちひろさんに対してどこか現実感が無い感覚がありました。
でも、今回、仕事部屋が復元された部屋と、彼女の笑顔の写真を見て、今までよりも身近に感じられました。
現在はちひろさん100周年を記念して、ちひろさんが大切に描いた生命に対して、様々な分野で活躍する7組の作家が「Life」をテーマにコラボレートしています。
今回は「着るをたのしむ」というテーマで飛田正治氏の言葉と作品が展示されていました。
ちひろさんは神様から子どもの絵を描きなさい、
と言われて描いてきたように思う
と語っていて、ちひろさんの素晴らしい才能を見事に表現していて黒柳さんらしいな、と思いました。
また、ちひろさんが、晩年の日記に書いたという言葉には心を打たれました。
(私の)絵本を見たこどもが、大きくなってもわすれずに心のどこかにとどめておいてくれて、何か人生のかなしいときや、絶望的になったときに、その絵本のやさしい世界をちょっとでも思いだして心をなごませてくれたらと思う
僕にとっての読書もそういう意味を持っているな、と感じました。
今日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
人生、あなた自身が主人公。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。