ポール・クルーグマンのコラムについて
2018年6月2日の朝日新聞15面にある「ポール・クルーグマンのコラム」に「欧州と米国の苦悩 判断を誤ったエリート層」というタイトルの記事がありました。
欧州が抱える問題の多くは単一通貨ユーロに端を発すると述べています。
ユーロの誕生によって、スペインやギリシャにお金が流れ込んだものの、バブルが崩壊し、不況が長引き、失業率が上がったと書かれています。
それに拍車をかけるように、緊縮財政があったのでした。
その中に、未だにイタリアも存在し、まさに「失われた20年」の最中にいる、と説きます。
そこに歴史的政治的背景と経緯とを述べ、米国との類似性にまで筆が及びます。
こういう大学者の発想の大きさと歴史的視点からの的確な指摘と仮説には驚きますね。
こういう一コラムに、どれだけの深い学識と根拠と仮説が含まれているのか、そして、それを継続しているのか、見習いたいものです。
さて、今日は午前中はのんびり過ごし、午後は地元の勉強会に参加、夜は消防のボランティアに参加しました。
月曜日の会社に向けて、適度な緊張感と娯楽とを盛り込んでいるような生活でした。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
人生、あなた自身が主人公。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。
