トランプ米大統領と金北朝鮮委員長との会談および神谷美恵子さんについて
2018年6月12日、米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長とのシンガポールでの首脳会議は驚きましたね。
まさか、本当に実現するとは…。
トランプ氏が大統領になった2017年1月20日から、今日まで、こんな歴史的な日をトランプ氏が迎えると、一体誰が考えていたでしょうか。
どちらかと言えばヒラリー派が多かったように見えた2016年の大統領選挙戦、番狂わせに番狂わせをして大統領となったと思われたトランプ氏。
大統領就任後も居並ぶ幹部を次々にクビにしていたトランプ氏。
公的な発言として認めがたいようなツイッターで、引き続き発言を続けるトランプ氏。
そんな彼が、世界的歴史的な快挙を成し遂げたのですから、凄い!
今まで誰もできなかったことですからね。
ただ、この行動を持って、強硬な姿勢が正しく、融和的な政策が間違っている、と取られてもいけませんよね。
トランプ氏の何が良かったのか、何が誤算だったのか、そういったことをしっかり研究する必要があるように感じます。
また、日本の存在感をどうアピールするのか、それも日本の課題だと感じています。
私も他人事とせず、努力したいです。
さて、私の読書については、引き続き、神谷美恵子さんです。
彼女がマルクス・アウレリウスの『自省録』を訳していたことは知られていますが、神谷訳の本が書店で見つからなかったため、マーク・フォステイター編、池田雅之訳『『自省録』の教え』を読み始めました。
文庫 『自省録』の教え: 折れない心をつくるローマ皇帝の人生訓 (草思社文庫 フ 3-1)
- 作者: マーク・フォステイター,池田雅之
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2018/04/04
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フォステイター氏は映画のプロデューサーなので、断片的な語録を上手にまとめ、筋道立てて伝えるのは得意なのかもしれません。
『自省録』は非常に克己的な姿勢が強いので、長続きしないかもしれませんが、ストア哲学や彼の孤独に向き合っている言葉は惰弱な私の胸を打ちます。
例えば、
やるのが難しいからといって、人間にはそれは無理だ、と考えてはいけない。
もし人間に可能なことで、人間にふさわしいことであるなら、それは君にもできることだ。
自分の判断力を重んじなさい。
君の意見は、内なる自然に反しているのか。それとも、理性的な人間としてのあり方に反しているのか。それを判断することができるのは、君の心だけである。
さて、今日は会社では会議の進行役でしたが、あれで良かったのか何なのか。
複雑な心境です…。
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。