安田菜津紀さんのご講演を拝聴しました!
本日、東京都町田市で開催されたフォトジャーナリスト安田菜津紀さんの講演を拝聴してきました。
丁寧な口調で言葉を慎重に選びながら話される姿はとても魅力的でした。
フォトジャーナリストでありながらあくまでもご自身の体験をご自分の言葉で伝える、その副材としてだけ写真を活用されているお姿に、自立的で深い哲学をお持ちの力強い彼女を見た思いがし、見倣わないといけないな、と思いました。
都立小川高等学校の生徒5名との対話もあり、そちらも良かったです。
さて、米中貿易摩擦が実質化してきています。
米政権は340億ドル相当の中国製品818品目に追加関税を発動し、中国側も545品目を対象に同規模の追加関税を発動しました。
『日経ビジネス(2018年7月16日号)』に「貿易戦争、中国独り負けは本当か」という記事があり、中国経済の失速として、投資や消費の伸びは鈍化し、消費も伸び率は低水準にあるようです。
また、本日の日経新聞には「米国買い・中国売り」の動きが金融市場で強まっている、と書かれていました。
www.nikkei.com米国は大型減税の効果で個人消費が伸び、企業の生産活動も活発、他方、中国はインフラ投資が落ち込み、個人消費も弱含みが発生、こうした米中の景気の方向性の違いが問題を複雑化しそうです。
しかし、米中から発生している貿易摩擦は世界全体に打撃が広がり、「全員が敗者」となる恐れは否定できないと指摘されています。国際通貨基金は18日、貿易戦争が激化すれば世界の経済成長率が0.5ポイント下振れするとの試算も公表しています。
欧州企業には中国とのつながりを強める事例が増えており、どうなることやら、見えてきません。
6月12日の米朝首脳会談で一度は存在感を高めたトランプ大統領でしたが、今また巨大な波に溺れそうな姿が目立ってきましたね。大統領の業務のうちで、強引な論法が通用するものと、通用しないものとがあり、トランプ大統領の良所を活かせる政権となれば良いのですがね。
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。