三菱UFJ信託銀行の今後と信託博物館について
三菱UFJ信託銀行が融資業務から撤退し、信託事業に特化するようです。
銀行融資は長引く低金利で採算が取りにくくなっており、他の信託銀行でも事業を選別する動きが広がりそうだ、と日経新聞は書いています。
黒田日銀総裁の金融緩和の影響もこうした背景にあるのでしょうか。
そのあたりを詳しく論じることはできないのですが、今後は成長が見込まれる年金や不動産などの分野に経営資源を向ける模様です。
先日、東京駅丸の内北口から歩いて約3分の所にある三菱UFJ信託銀行本店ビル隣の「信託博物館」へお邪魔してきました(入館料は無料)。
そこでは、信託についての歴史的経緯や信託銀行の誕生について、分かりやすく説明されていました。
入ってすぐにガイダンスのシアターがあり、そこでは信託と「信じて託する」という行為であり、信頼の三角形が大事であることを説くビデオが流れています。
(信託博物館ガイドブックより)
また、配布されている冊子にも「信託とは、信頼できる人に財産などを託す行為」であり、「どうしたら安心して託すことができるかを問い続けて出来上がった制度である」ことが述べられています。
館内には誰一人見学者はいませんでしたが、見歩いていて、信じるとか、託する、という行為の尊さを改めて感じました。
特に昨今の文部科学省の汚職事件、東京医科大学の点数操作、政治家の不適切発言などが目に付く状況が多い中ではね。
それはともかく、こういう偶然の出会いで絵画や展示を見る機会に会えるのは嬉しいですね。
明日は金曜日、良いことがあるといいなぁ。
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。