24日公開の「マンマミーア!」を鑑賞しました!
8月24日に公開初日の「マンマ・ミーア!」を鑑賞してきました。
他の映画を見ている時に流れる紹介映像で、ABBAの「ダンシング・クイーン」が流れ、ミュージカル風に楽しませてくれている作品でしたので、気になっていたのでした。
映像は何よりも、景色が美しいです。
舞台はエーゲ海に浮かぶギリシャのカロカイリ島。青い海と青い空。美しい自然、愛らしい動物、趣のある建物。
本作品は、そもそも全世界で異例のロングランとなった舞台を2008年に映画化したもの。
前作では、小さなリゾート・ホテルを経営するシングル・マザーのドナとその娘ソフィを主人公に、ソフィの結婚式前日から当日までが描かれていたようです。
現在を生きている主人公のソフィ(アマンダ・セイフライド)と彼女の母親ドナの若かりし頃(リリー・ジェームズ)との生活が相互に入れ変わり、その中に、ドナと一夜を共にしたハリー(ヒュー・スキナー)やビル(ジョシュ・ディラン)、運命の出会いを果たしたように思われたサム(ジェレミー・アーヴィン)との生活が混じっていて、展開を追うことに戸惑ってしまいました。
前作を知っていた人には、本作は分かり易い内容だったのでしょうね。
ソフィがドナの夢を達成するために努力したり、ドナを愛した男性3人が、誰が父親とはわからないから、という理由でソフィをそれぞれが家族として愛する姿勢、というのは現在にも訴えかけるようなピュアな心が現れていて、素敵だなと思いました。
演じられているソフィとドナとは非常に魅力的に演じられており、こんな女性なら、フラれた男性としてはせめて子供だけでも愛おしいし、大事に育てたいと思うのだろうな、と感じました。
また、ミュージカルって、レベルが高い作品だな、と思わされました。
人の配置、ダンスの動き、選択する音楽、登場する人数、色合い、意味合い等を考えて作るものなのでしょうから。
心に響いた言葉は、
自分の幸せになる道は、自分で選べ
でしょうか。
ドナの生き方を、彼女の親友だったターニャ(クリスティーン・バランスキー)がソフィに代弁した言葉です。
ただ、残念ながら、本作で心底元気になった、というわけではありません。
ABBAの名曲が本作を飾っていて、それだけでも見事だな、ということと、美しい風景と魅力的な女性・男性、素晴らしいなミュージカル、そういったものがかみ合わさって、素敵な作品になっている感はありました。
今までの作品を見てみたいな、という感じは持ちました。
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。