RIZAPグループについて
ここ数日、RIZAPグループのことが1つの話題でした。
まずは、カルビー再建で知られ、今年6月に経営陣入りした松本晃氏が、
10月に最高執行責任者(COO)から外れ、「構造改革担当」となりました。
COOを外れた、という最初の記事はとても驚きました。
変な憶測を抱いてしまいましたが、その真意は、社内の構造改革が必要であった、
ということでしょうね。
これまでは瀬戸健社長が経営を主導し、M&Aを通じた拡大路線にまい進してきました。
しかし、これからは松本氏の意向を反映し、経営を転換する、
その地歩を進めていく、ということでしょうね。
今後は個人向けジムや英会話等の主力の高収益事業に経営資源を集中的に投入していくと同時に、
改革も進められていく模様です。
松本氏は本日の記者会見で、
(RIZAPは)おもちゃ箱のような会社だが、いくつか壊れているおもちゃがある。
たくさん買った会社の中に不況産業があり、今修繕しないと大きな問題になる。
と指摘し、瀬戸社長へ改革を迫った背景を強調されました。
また、もう一つのニュースとして、売上についてです。
売上面を見ると、RIZAPグループの2019年3月期の連結最終損益(国際会計基準)は
70億円の赤字となる見込みだそうです。
14日東京都内で記者会見した瀬戸健社長は
株主をはじめ、ステークホルダーの皆様の期待を大きく裏切ることになった。
本当に申し訳ない
と頭を下げました。
159億円の黒字との予想から一転して大幅な赤字となりました。
今後は新規のM&A(合併・買収)の凍結と、不採算部門の撤退も検討するそうです。
ライザップは「結果にコミットする」ところがウリ。
今後は松本色をもっと社内に浸透してもらいたいところです。
経営のお手本として、注視したいと思います。
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。