秋田県での出張終了しました!
秋田県の出張は一日で終了しました。
只今、東京駅行きの新幹線こまち号に乗っています。
このこまち号、全席指定席、という裏技で利益逸失を損なわないようにしているのだな、
と感じながら乗っています。
せっかくなので、秋田県で聞いた話題について、触れたいと思います。
秋田県は「自殺率」で全国ワースト1位なのだそうです。
自殺率、というのは「人口10万人あたりの自殺者の割合」のことです。
厚生労働省が2018年6月1日に公表した人口動態統計によれば、
秋田県に住む人で、2017年の1年間に自殺した人数は、241人でした。
例えば、年による変動を平均化するため2014年~2016年の平均値では、
日本全国の自殺者数は22,862人で、人口10万人あたり18.01人となります。
この数字が自殺率1位の秋田県では25.45人、2位の岩手県では24.37人、
3位の新潟県では22.49人となるそうです。
では、なぜ秋田県は自殺率で全国ワースト1位なのか。
実は秋田県は脳卒中や、がんでの死亡率も全国ワースト1位なのだそうです。
その理由として、秋田県民は飲酒量が多く、漬物など塩分の高い食べ物を好む傾向があることが挙げられています。
確かに昨日食べた「きりたんぽ鍋」は美味しかったけれど、比較的味が濃かったなぁ。
また、健康状態が悪くなれば将来を悲観して自殺する人が増える、
そのために自殺率も高い、そうした悪循環に陥っている、ということです。
加えて、自殺率の高さには気候も関係しているのでは、という説明もあります。
つまり、秋田県では冬季の晴天率がかなり低く、晴れた日がほとんどないようなのです。
そのため冬の間は憂鬱になる人が多く、「天気鬱」という言葉も使われる、ということでした。
この「天気鬱」については、私が同行した秋田県の方も話しており、
そういうものか、と思いました。
とはいえ、あくまでも数字と表面上の説明に過ぎないかな、とも思います。
これだけでは根本的な問題解決の方法も手が打ちにくいだけに、
もっと突っ込んだ議論が必要かな、と考えます。
自分自身でもっとちゃんと検討したいところですが、今回は数字上の確認までにさせてください。
この事例のように、世の中で言われていることについて、実は明晰になっていないものって
多いように思います。
そうしたものを追求していきたいとも思います。
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。