阪神大震災のこととシベールのこと
今日は阪神淡路大震災が発生した日から24年経った日でした。
当時、私は小学生の頃で現在と同じ神奈川県に住んでいましたから、
5時46分に起きたこの地震についてはテレビで見ていました。
そして、時間通りに学校へ行きましたが、
学校では突然の事態に先生が普段は滅多に見ることが無いテレビを付けて、
報道されている状況を伝えてくれたものでした。
こうした災害に対しては、以後もしっかりと伝承していかなければいけないな、と感じます。
シベールは、昭和45年に山形市で設立され、売れ残りのフランスパンをラスクにして
販売して評判を呼んでいました。
徐々にレストランやそば店の経営にも進出し、
ピークとなる2008年8月期には年売上高約44億5300万円を計上していました。
こうした状況から、現在の経営破綻に至るまでに、
お菓子をよく食べる子供が減少したことや贈答品を送る傾向が減ったような、
消費スタイルの変化に加え、ラスクに続くヒット商品が開発できなかったこと、
主力の「ラスクフランス」に競合商品が出現したことが主要な原因のようです。
こうした売上減に対して人件費の削減が進まず、
2016年(平成28年)8月期から3期連続での赤字を余儀なくされていました。
今期に入っても採算性が改善せず、借入金返済の目途が立たなくなったこともあり、
自力での再建を断念した、ということです。
しかし、店舗は明日以降も通常営業し、従業員約330人の雇用も当面は保持する、
ということです。
ニュースでは地元山形ではお土産として愛されている様子が放送されていました。
本日のこうした状態ではありますが、例えば「みんなの株式」では、
以下のように書かれています。
シベールはしっかり。
12月28日の取引終了後に発表した第1四半期(18年9~11月)単独決算が、売上高5億9800万円(前年同期比0.3%増)、
営業損益5600万円の赤字(前年同期1億500万円の赤字)、
最終損益4100万円の赤字(同7800万円の赤字)となり、
営業赤字幅が縮小したことが好感されている。
主力商品であるラスクの新商品投入などが寄与し通信販売が伸長したほか、
コンセプトを明確にした売り場づくりなども奏功し増収を確保した。
また、製造原価の改善や販管費の削減に努めたことなども寄与した。
これでは、その会社が破産するのかどうかを部外者が判断するのは困難だな、
と思えてきます。
勿論、そうした点を調べられなければだめなのでしょうけれどね。
自分自身の思考は自分が責任をもって使わないといけないな、
と改めて感じました。
こうした事態が起きた原因について、もっと深く追求したいところです。
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。