カルロス・ゴーン氏のインタビューについて
日経新聞社が日産自動車元会長のカルロス・ゴーン氏へ独占インタビューをしました。
日本経済新聞社は昨年のゴーン元会長逮捕以降、正規のルートを通じて
同氏への単独取材を要請してきており、承諾の知らせが今週届いたのだそうです。
2018年11月19日に逮捕されて以来、ゴーン元会長が報道機関の面会に応じるのは
初めてです。
約20分間、英語でのやり取りに答えたとのこと。
まずは健康状態に問題がなさそうで良かったです。
また、今の状況を尋ねられて、
人生山あり谷ありだ
と回答している点に、ある種の楽天主義的傾向も読み取れ、精
神的なダメージを隠せるくらいの元気が残っていることを嬉しく思いました。
質問の中では、中東の知人への送金、日産の海外子会社を通じて購入した不動産疑惑、
日産とルノーとの資本関係見直し、日産での「独裁者」疑惑等に解答していますが、
ゴーン元会長はご自分の立場を弁護されているようです。
ゴーン氏が徹底抗戦の構えであることが明らかになりましたが、
フランスのルノーは会長兼最高経営責任者(CEO)を務めていた
カルロス・ゴーン被告を退任させ、後任会長に
仏ミシュランのジャンドミニク・スナールCEOが就く新体制を発表しています。
ゴーン氏はここまで来たら、もう譲らない、つまり罪を謝ることはないだろうと思います。
こうなれば、日産にしてもルノーにしても、まずは面倒な事件に巻き込まれるよりは、
自社の売上を上げていくために、ゴーン氏をさっさと退任させ、
新体制を作っていくのではないでしょうか。
その中ではゴーン氏の影響力はむしろ不必要ですから、
そうした点は淡白なのではないかな、と感じます。
世間は手の平を反すのが光より早い
とは
田中角栄氏の秘書を務めた早坂茂三さんの言葉ですが、その通りですよね。
私もめげずに頑張りたいものです。
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。