「まずい棒」と「うまい棒」について
千葉県銚子市の私鉄「銚子電気鉄道」が2018年の8月に販売を始めた商品について、
解説記事がありました。
商品の名前は「まずい棒」。
もちろんこの名称は、東京都墨田区にある株式会社やおきんが販売している
「うまい棒」のパロディです。
ただ、まずいのは味ではなく、経営状況、というのだから、事態は深刻です。
まずい棒の包み袋に書かれているキャッチフレーズは、
「マズいです!経営状況が…」。
こうした自虐的なコピーが消費者心理をくすぐるのだろう、
と日経ビジネスは書いています。
値段は15本セットで648円。
1本あたり40円超ですから、「上手い棒」と比べて高い商品です。
しかも、発売日は8月3日の18時18分。
ハサンイヤイヤ(破産いやいや)という、これまた語呂合わせ担っています。
経営については社長が「なんとか生き残っている状況」と語っているようですから、
厳しいようです。
そもそも、銚子電気鉄道の路線は銚子市内の6.4キロのみしかないようです。
沿線人口は年々減少しており、鉄道事業は毎年1億円ほどの赤字ということですから、
経営もさぞ大変でしょう。
そんな状態でも、ユーモアと自虐で売り上げを確保する覚悟は見習いたいものです。
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。