ドリアン助川さんの「多摩川物語」
関東地方では今日の明け方から、台風の暴風域に入る可能性があり、大荒れの天気となりそうです。
皆さんの地域はいかがでしょうか。
御無事を祈ります。
さて、先月からNHKラジオ「新日曜名作座」で放送していたのは、ドリアン助川さん原作の「多摩川物語」でした。
今日が最終話。
毎回が異なる登場人物が出るオムニバス風の作品でしたが、今回は、母親とのちょっとしたいざこざから、親子関係が友達関係になってしまった女性2人が主人公でした。
ストーリーの終盤、母親が死んでしまった後、遺品の片付けをしていると、落語好きだった母親のコレクションを聞いていると、母親の声が録音されていたのでした。
そのメッセージは友達としてではなく、母親としての娘への人生へのアドバイスでした。
母親は、娘に友人関係を築き続けてくれたことに感謝を述べた後、生きていることは全てが景色、苦しいことがあっても、笑っていれば良い景色の日が来る、と励ますのでした。
それを聞いて、娘は涙を流し、頑張ることを誓うのでした。
常に机上で落ち着いてラジオを聞けたわけではないので、結局最後までオムニバス風の作品であるとは気が付かず、ストーリーに付いていくことが出来ず、何となく今日の感動ストーリーに潤んでしまったのでした。
最終話ともなると、やはり寂しい気がしますね。
でも、次の作品が楽しみでもあります。
今週も頑張りましょうね。
では、また。