「ストリッパー物語」と「万引き家族」と神谷美恵子さん
ラジオ好きの私は、朝と夜にはラジオを聞いています。
TBSラジオは今週が6月のスペシャルウィーク、また、ニッポン放送では、オールナイトニッポン50周年+日本映画専門チャンネル開局20周年特別企画のラジオドラマがやっていました。
作品名は「ストリッパー物語」。
原作は つかこうへい氏、出演は筧利夫氏、広末涼子氏、広瀬すず氏…と豪華出演者の面々です。
また、つか氏に師事した羽原大介氏が脚本の脚色、ドラマ『北の国から』シリーズを手がけた杉田成道氏が演出を手がけました。
つかこうへい氏が亡くなって7周忌。
杉田氏が
つかさんが亡くなって7周忌の時に、つかさんの作品を何かやろうという話があって、
そこでちょうどオールナイトニッポンの50周年の話もあって、
うまくドッキングできないかと話していて
と制作のきっかけを明かしています。
広末涼子が喘ぐ… ラジオドラマ「ストリッパー物語」の放送が決定 | オールナイトニッポン.com ラジオAM1242+FM93
こんな豪勢な作品、じっくり聞きたかったところですが、私、仕事中でした。
残念です。
途中でちょくちょく聞いた感じでは、広末さん演じる明美さんの生き生きとした、また悲しげな声が耳に残り、面白そうでした。
明美は病気になって、生きる意味を見つけ出し、人のために生きることを目指していくのでした。
自らの境遇から堕落的にならざるを得ないにもかかわらず、必死に生いる男女の一生は、それだけで胸を打たれます。
音楽も効果的に効いていて、良かったと思いました。
radikoで土日に聞きます。
ストリッパー役の広末さんは
女性としての喜びから悲しみまでの振り幅がすごく広い役。
女である切なさだったり苦しさだったり、逃れられない重みをすごく感じました。
と女優としてやりがいのあるものだったと話しています。
引き続き神谷美恵子さん関連の本を読んでいます。
今は『100分de名著』を先週に引き続き。
その中の言葉を引用します。
真の「生きがい」とは、人間が「つくる」ものであるよりも、
すでにあって発見すべきものであることが少なくない。
神谷美恵子『生きがいについて』 2018年5月 (100分 de 名著)
- 作者: 若松英輔
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昨日の「万引き家族」に引き付けて考えると、
社会をごまかしながらも「つくった」生きがいは、結局は本当の「生きがい」にはならなかった、とも言えますね。
「万引き家族」の是枝監督が、TBSラジオ「Session22」に22時45分頃からに出演するらしいので、それを聞くのも今日は朝から楽しみでしたよ。
さて、今日も仕事では大変でした。
私は時間を費やしてしまおうとする傾向が強く、効率とか自己満足的になりがちで、人に聞けない姿勢は直す必要がありますね。
しみじみ、考えさせられています。
明日は社内の重要な会議の日です。
落ち着いて、主体的に頑張りたいものです。
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。