二宮清純さんご講演を聞いて
先週の土曜日に、新宿の京王プラザホテルで、スポーツジャーナリスト二宮清純氏の
講演会を拝聴してきました。
その内容の振り返りをしています。
①パラリンピック水泳の金メダル保持者河合純一さんとの対談で聞いた言葉
ある対談の席で、パラリンピック水泳の金メダル保持者河合純一さんから、
開口一番に「二宮さん、あなたは私の後輩なんですよ」と言われたそうです。
最初は何を言ったのかわからなかったそうです。年齢も二宮さんが上なのに…。
話をすると、障がい者というのは、健常者の未来の姿なんだ、という意味なのだ、
とわかった、ということです。
なるほど、確かにそうですよね。
いずれ行く道、ではないですが、私たちも老いれば車椅子を使うでしょうし、
眼も悪くなります。
そういう視点で障がい者を見たことはありませんでした。
二宮さんも、それまではオリンピックとパラリンピックは全く違う競技のように
思っていたけれど、地続きなんだ、ということを想った、と言います。
私も同感です。
パラリンピックのために取られた活動や開発は、いずれ高齢社会に役立てられるに
違いありません。
②Jリーグ設立の立役者、川渕三郎氏に教わった「21世紀のリーダーの条件」について
川渕氏によれば、ズバリ、21世紀のリーダーの条件は以下です。
第一:パッション
第二:ミッション
第三:アクション
理屈や空論であっても、実行に移せないと意味がない。
リーダーの第一条件はパッション=情熱があること、と語られました。
また、第二はミッション、これは大義や使命感です。
この仕事は世の中のためになる、と心底思うからこそ、行動できる。
第三のアクションについては、率先垂範。
「上に立つものは理屈や理論をこねるな、背中で見せろ」というのが川渕氏のお言葉だそうです。
良い講演を聞いたのに、しばらくたつと忘れてしまうもの。
時に思い出させてもらうために、書かせて頂きますね。
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。