米国によるイランへの経済制裁発動について
米国がイランへの経済制裁の一部を再開することとなりました。
発端は米国は、イランが貿易や金融取引で得た外貨を核開発に使っているとみているためで、その資金源を断ちたい、というのが米国の意向す。のようです。
今回米国は、核合意離脱に伴う制裁強化を2段階で実施します。
今回の自動車や鉄鋼などの分野の制裁に続き、11月上旬には石油や金融関連の制裁を復活させます。
米市場から締め出されたり、巨額の罰金の支払いを求められたりすることを恐れる企業は、制裁再開を先取りしてイランビジネスの縮小や停止を決めています。
それに伴い、EUは「ブロッキング規則」と呼ばれる対抗措置を発動するようです。
これは、EU内の企業や個人が米国の制裁に従うことを禁じるもので、制裁で損害を受けた場合は、EU内の裁判所で損害賠償を求める訴訟が起こせる、というもの。
様々な国が、様々な対応をするようです。
米国は決断を後悔することになる
と激しく批判し、非常に強気なイラン国のロウハニ大統領ですが、どういう姿勢に出てくるのか、気になります。
だって、国力を比較すると、イランは2015年にはGDP3984億米ドルに対して、米国は2016年にはGDP18.57兆ドル、
イランは軍事費約100億ドルに対して、米国は国防費7160億ドルですから。
窮鼠猫を噛む、という諺がありますけれども、追い詰められたネズミが何をするかわからない、武力にモノを言わせるのではないか、と気が気でないというのが私の気分です。
とはいえ、他人事とはせずに、しっかり考えていきます。
今後のニュースから目が離せませんね。
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。