国会答弁と組織のあり方について
TBSラジオで荻上チキさんの「Session22」を聞いています。
その中の国会答弁の情報を聞いていて、
失礼ながら国会議員さんは些末なことを論じあっているな、と感じてしまいました。
例えば、競泳の池江璃花子選手が白血病を公表したことを受けて、
桜田義孝五輪担当大臣が
金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、がっかりしている
と発言した内容に対して、批判が殺到しているということです。
また、安倍首相が2月10日に開催された自民党大会で
残念ながら、自衛隊の新機体員募集に対し、
都道府県の6割以上が協力を拒否している、という悲しい実態がある
言葉尻を執拗にとらえて論じ合っていました。
そういう発言を聞いていると、安倍首相の発言の一言一句を捉えて、
内容を疑ったり、撤回を求めたり、退任を迫ったり、
政権を引きずる下ろすことが国会の役割になっているように思えてしまいます。
よく言われていることですが、海洋国家日本の立ち位置、国際関係でのあり方、
もっと真剣に考えなければいけないことってありますよね。
加えて、私自身も政権や社会を否定するだけの批判家・批評家になりがちなので、
気を付けないといけない、と思います。
と、国会のあり方を批判的に見るのは、
私が属している会社の組織体制がうまくいっていない、と感じているからです。
会社組織の中では恐らく、様々な今までの人間関係や各人の色々な思惑が関与している
と考えています。
例えば、
組織的にきっちり業務を分けて仕事をするべきと考えている人
と
組織は組織としてあるが、ある程度は分野横断的に業務をこなしても良いのでは
と考えている人
の違いがあると思っています。
加えてそこに人の好き嫌いの感情が入り込み、人を疑い、勘繰る思考も入り込み、
結局は話し合いが満足に進められない、そういった状況が生まれているように
思っています。
私自身は会社には色々な段階があると考えており、
その段階に適した姿があると考えています。
加えてそれは、属している社員の能力や発想方法、業務の内容等により
決められるため、通り一辺倒に型にはめる、ということはできないのではないかと
考えています。
それを考慮せずに一つの型にはめる考え方は間違っているのではないか。
でも、それではどこで社員のレベルを上げて、
いつから組織的な動きを取るべく行動するのか、を考える必要もありますよね。
そうした課題や解決策について、肚を割って話せるような状況を作り上げたい。
…そうしないとだめですよね。
嗚呼、明日も頑張ろう!
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。