富士フイルムHDとゼロックスの今後
富士フイルムホールディングス(HD)による米事務機大手ゼロックスの買収の先行きが不透明になってきました。
ゼロックスは米国時間1日、買収に反対する物言う株主のカール・アイカーン氏らと和解したと発表したようですが、これは富士フイルムHDの「想定外」だったようです。
古森重隆会長の「経営人生の総仕上げ」と言える大型買収でしたが、この1週間足らずで3つの誤算があったそうです。
富士フイルムHDがゼロックスと再交渉を始めたことや、米ニューヨーク州上級裁判所が下した買収の「暫定差し止め」の決定等、事情は難航しているようですね。
2018年2月1日の日経新聞では、富士フイルムHD大勝負に打って出た、と述べられていました。
1962年に合弁を始めて以来、長く「従」の立場にあった富士フイルムHDがついに「主」をのみ込む格好だ、とまで言われていましたが、経営の予測というのは難しいものですよね。
こうした評価は後日、誰かがどこかで行うので、現在のところで判断はできません。
私が考えない、と感じたのは、どんなにベテランで、実績が挙げられている経営者であったも、ちょっとしたことやミスで、批判されたり、叩かれたりするのだな、ということ。
だからなおさら僕などは今のうちに沢山の失敗やミスをして、挽回していく姿勢を養っておかなければ、と思いました。
明日から、皆さん、4連休でしょうか。
良い日々を過ごしましょう。
では、また。