EUブレグジットに対する評価について
英議会の下院で欧州連合(EU)と合意したEU離脱案を採決し、反対多数で否決されました。
FINANCIAL TIMESによれば、
英議会下院の議場に息をのむ声が響き渡った。
これほど広く予期されていた事態がこれほどの衝撃を引き起こすことは、めったにない。
メイ首相の負けっぷりは、まさに息をのむスケールだった。
重要法案では史上最大の政府の敗北だ。
メイ氏の欧州連合(EU)離脱協定案は3分の1の議員の支持すら得られなかった。通常の時期であれば、すでに辞意表明しているだろう。
ということです。
大方の予想でも、否決される、という見方が強かったですが、結果は惨敗でしたね。
採決としては、反対432票に対して、賛成派202票でした。
このことを受けて、野党労働党のコービン首相は、
この採決の結果で(政権への不信が)決定的になった
と述べ、不信任案を提出したようです。
不信任案が過半数の支持を取れば、メイ政権の退陣や解散・総選挙にもつながります。
そうなれば、2019年3月末にEU離脱が迫っているので、イギリスの政局はますます混乱するでしょう。
あるいは、不信任の指示が得られなければ、メイ政権が続くこととなりますが、
一度否決された離脱案がすぐに可決されるとも思いませんので、
このままいけば「合意無き離脱」に繋がりかねません。
個人的にはどちらが良いかと考えれば、
このままなし崩し的にEUとの関係が無くなっていくよりは、
再度選挙を行った上で、その政党の下において、EU離脱あるいはEU残留の道を
歩むべきなのではないかと考えます。
いずれにしてもこうした問題は決める必要がありますね。
イギリスでのデモも、今度活発になっていく可能性もあります。
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。