「シェアハウスかざみどり」聞いています。
以前も紹介させて頂いたNHKラジオオーディオドラマ新日曜名作座ですが、
先ほど、第4回目の「シェアハウスかざみどり」を聞きました。
このストーリーの始まりはいつも、ミシン坂のベイリー邸という三階建ての洋館があり、屋根のてっぺんに太った風見鶏があるという説明から始まります。
このベイリー邸をシェアハウスとして一定期間を無料で貸し出す、という企画の元に5人が偶然、集ったハズなのですが、ストーリーが進むにつれて、管理人の久月さんによって必然的に集められたのではないか、という疑いが5人によって生じて来るのです。
今日の主役は5人のうちの1人で、50,60代の男性である会社社長の車の運転手をしている川満さんでした。
彼は元タクシー運転手でありながら無類の方向音痴。それでいて、何故か、社長の運転手として可愛がって頂いています。その理由が、ストーリー進行につれて分かってきますが、それは原作でお楽しみください。
5人5様のストーリーがあるのはもちろんですが、その彼らが何故か集められ、しばらく一緒に過ごすうちに、管理人の久月さんに不思議な信頼と愛着を抱いていることに気付かされるのです。
やがて、急に旅に出てしまった久月さんを探すため、探偵の男性を雇います。
来週が第5回目。
次回が最終回です。
楽しみです。
明日も暑そうですね。
明日も頑張りましょうね。
では、また。
「古館伊知郎のオールナイトニッポンGOLD」聞いてます
ようやっと金曜日が終わりました。
今日から三連休に入る方、一週間、お疲れ様でした。
引き続き、明日もお仕事の方、大変ですね。
お互い、頑張りましょう。
さて、社内での発表が一先ず終わり、緊張の重荷が取れた僕は、久しぶりにラーメン屋に寄って夕食を食べました。塩分が多くて辛かったですが、それなりに美味しかったです。
そして、ニッポン放送「古館伊知郎のオールナイトニッポンGOLD」を聞いています。
この中で僕も気になっていた本、永六輔さんの孫である永拓実さんが書かれた『大遺言』(2017,小学館)のことを紹介していました。
永拓実さんが、永六輔さんを知る人を訪ね歩き、永六輔とはどういう人だったのかを探る内容のようです。
古館さんも永六輔さんを言葉の天才と呼び、尊敬している様子が伺えます。
古館さんが紹介する永六輔さんのストーリーが良かったです。
1つは「栗せんべい」の話。
ある零細企業が新商品「栗せんべい」を開発したものの、このせんべいの中に栗が入っていない、ということで、役人が販売停止を請求したことがあったようです。
それを聞いた永六輔さんは、霞が関まで行って、役人と闘ったのだそうです。一言一句に無駄にこだわる役人に腹を立てたのでしょう。
曰く、「キリンビールにキリンが入っているんですか、ブルドックソースにブルドックが入っているんですか、タヌキソバにタヌキが入っているんですか」「入っていないでしょう。そういう例があるのだから、販売させてください。零細企業なんですから」
また別の話として。
晩年、パーキンソン病を患っていた永六輔さんは、その体を推して東日本大震災の跡地へ行き、被害者のお見舞いに行ったのだそうです。そこでは「本当は苦しくて重い人ほど笑いたいんだ」という言葉を残しているようです。
また、その時に一句を詠んで曰く「大津波全部もってけ馬鹿野郎…永六輔」永六輔さん以外が詠んだら、乱暴で投げやりな一句になる所だけれど、そういう世情に敢えて当たって詠み、永さんが思いを込めて言うことでどれだけ温かい言葉になるか、と古館さんは語ります。
なるほどな、と感心します。
この後で坂本九さんが歌う「見上げてごらん、夜の星を」を流すテンポは見事。
古館さんはただ喋りまくる人ではない、と思いますね。これからも応援したいです。
では、また。
雑誌『図書』を読んでます。
2017年、岩波文庫が創刊90年を迎えるようです。
それを記念して、臨時増刊した雑誌『図書』には、各界の著名人が紹介する「私の三冊」が寄せられています。勿論、選択するシリーズは決っていて、岩波文庫からです。
加藤周一さんも、丸山眞男さんも、開高健さんも、谷沢永一さんも、こうした試みには揮毫を寄せていたかと思います。
現代の方は何を推すのか、気になる所でした。
個々の紹介は別に譲るとして、今回、最も人気があった岩波文庫は、6名がマルクス・アウレリウス『自省録』。リーダーとしての生き方や生きる術を考えるよすがとして、人生を学ぶ教師として、個人の生を充実させる方法として読んでいる方が多いようです。
次点は5名が推している九鬼周造『「いき」の構造』、中江兆民『三酔人経綸問答』、マックス・ヴェーバー『職業としての学問』及び『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』、マルクス『経済学・哲学草稿』、千里幸恵編『アイヌ神謡集』です。
こういう本の紹介の仕方が、そのままその紹介者の筆力や知識のみならず、人格や性格までも見え隠れする、と谷沢永一先生が書かれていた気がして、その言葉を読んだときは身を引き締められる思いがしたものです。
でも、僕自身も、こういう3冊を望んで選べる人になりたいものです。2027年を目指しますかね。
今日も暑かったですね。
明日は金曜日。
私は社内で色々なイベントがあり、大変です。
でも、お互い頑張りましょうね。
では、また。
『PHP』誌を読んでます。
『PHP』誌8月号の「魂の筆跡」に、書家である金澤翔子さんの書と、お母さまである金澤泰子さんの文が載っています。
書は「無一物中無尽蔵」で、何物にも執着しない境地に達することが出来れば、大いなる世界が開ける、という意味。
その書を受けて、お母さまは翔子さんが「世俗への欲望がまったく」なく、「周りのすべての人たちが幸せでなくては困ってしまう」と書かれています。
素晴らしいお二人ですね。翔子さんは本当に純粋な方なんだな、と不思議と抵抗なく思えました。
お母さまは、翔子さんがダウン症という障がい者であることを悲しんでいたけれど、「今は千人に一人は、このような無心な娘がこの社会の中にいる必要もあるのではないか、と思うようになった」と書かれています。こうしたご意見も素晴らしいですね。
翔子さんの書は、鎌倉の円覚寺にあるものを思い出します。
力強い字であると共に、椋で純真な字でもあったのですね。
良い文を読ませて頂きました。
今日も暑かったですね。
明日も頑張りましょう。
では、また。
新日曜名作座、面白いですよ
毎週日曜日のNHKラジオ第1で、新日曜名作座というオーディオドラマをやっています。
現在は「シェアハウスかざみどり」という作品を放送していますが、最近、全5回を終了したのが「ミッドナイト・バス」でした。
原作は伊吹有喜さん、脚色は原田裕文さん、出演は西田敏行さんと竹下景子さん。
第1回目の放送が5月14日で、約1か月に渡り、番組を聞きました。登場人物の人物像と一緒に考えたり、成長した気分になったり、愉しかったです。でも、終わってしまって、寂しい気持ちにもなってしまいました。
各自が近づき合ったり結びあったりして、それでも離れてしまうストーリーだったけれど、美しくも希望に満ちた終わり方で、清々しかったです。
西田さんと竹下さんのラジオ劇も見事でした。
それを聞いた上での、現在の「シェアハウスかざみどり」ですので、こちらも楽しみです。また紹介させて頂きます。
今日も暑かったですね。
そして、明日も暑そうです。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。
『すなお』を読んでいます。
PHP友の会情報誌『すなお』(2017年夏号)が届きました。
パラパラと眺め見ていて、「松下幸之助翁の言葉」コーナーの「汗の尊さ」に目を引きました。
松下幸之助翁が高校野球が好き、というのは知られています。
甲子園の中に、若い熱意が満ち満ちている状態が好きだったのだと思います。
同じように相撲も大好きでしたね。
さて、話題になっていたのは第19回の高校野球で、明石高校と中京商業との対決でした。
その試合は延長に次ぐ延長で、25回まで約5時間も高校球児は投げ、打ち、守り、走り続けていたのでした。
松下翁は、そういう一心不乱な姿に負けないくらい、プロとして仕事をしているか、と問います。
確かになぁ、と感じます。
「たとえ、どんなに苦しくつらい仕事でも、やるからには喜びを持って一生懸命、ただひたすらに全力を尽くす」「決して投げ出してはいけない」「とにかく全力をあげて、それに正面から懸命に取り組んでいくことが大切」
といった金言が述べられています。
今日も暑かったですね。
そんな中、松下翁は言います。
「暑さに負けることなく、自ら進んで炎天下に飛び出し精いっぱい汗を流してはいかがでしょう」
僕自身は見習いたい言葉です。
今週も始まりましたね。
明日も頑張りましょう。
では、また。