日本GE社リーダー浅井恵理子さんについて
先週、日経新聞夕刊で紹介された「私のリーダー論」の浅井恵理子さんについて書かせて頂きました。
今日の夕刊で、その続きが掲載されていましたので、またご紹介します。
米ゼネラル・エレクトリック社(GE)は、人材育成に毎年10億ドルを投じているそうです。
今日も会社で、他部署の後輩の愚痴を聞いていて、スグには解決できないのかな、
と思っていたところなのですが、こうして人材投資をする土壌が育っているところであれば、
社員ももっと自律的に生き生きとのびのびと仕事できるのかな、と思いました。
グローバルなチームでのコミュニケーションにおけるコツはあるか、
という記者の質問に対して、浅井さんは以下のように答えています。
一番重要なのは、情報を誰もがわかる形で共有することです。
特にグローバルなチームでは、自分がいま何を考え、何をやっているのかを、自分からわかりやすく説明し、透明性に特に気を配らなくてはいけないということ。
さらに自分一人で完結せずにメンバーをちゃんと巻き込んで、フィードバックをもらうことが重要です。
なるほど、と思います。
私も気を付けないと…。
――7年前にGEに転職し、人材育成の考えは変わりましたか。
大きな転機で、仕事を通じて人を育てる喜びに目覚めました。
特にこの会社では、担当分野でどんなに高い業績を上げても、人を育てられていなければ、リーダーとは認められません。
「すべての社員がリーダーで、リーダーは人を育てることが使命」という考えが徹底しています。
アシミレーション(assimilation、相互理解)
という仕組みも独特です。
ある人が組織の長になって3カ月から半年経つと必ずやるもので、
当人には部屋から出ていってもらい、チームのメンバーたちがそのリーダーのいいところ、悪いところを
とことん議論するんです。
すべて出尽くしたところでリーダーを呼び戻し、直接本人にフィードバックします。
これを定期的にやるのです。
組織の長でもこのプロセスによって、自分は何ができていて、何が足りないのかを自覚し、さらに成長していくことが求められます。
そういうカルチャーだからこそ、人が育つのだと思います
人がしっかりと育てられる背景には、それだけの土壌が必要だということですね。
しっかり考えていかないと。
あなたの人生の主人公はあなた。
今日も素晴らしい一日でしたね。
明日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
お互い、頑張りましょうね。
では、また。